pilateseffect
ピラティスラボの効果
ピラティスの効果とは
Pilates(ピラティス)とはContrology(コントロール学:Joseph H. Pilates氏の造語)です。 Joseph H. Pilates氏は、「Contrology(コントロール学)とは、Body, Mind&Spiritの完全なるコーディネーションである」と述べています。即ち、自分自身の質の高いコントロールにより理に適った正しい心身の使い方が、効果的にできるようになります。このContrology(コントロール学)こそが、Pilates(ピラティス)といえます。
「Contrologyを通じて本来の自分を取り戻しましょう」と説いたのが、Joseph H. Pilates氏が1945年に著した「Return to Life Through Contrology」です。余談ですが、「Return to Life Through Contrology」は1945年に書かれたとは思えない内容で、多くの再発見と感動を今の時代の私達に与えてくれる名著です。
Pilates Labの代表である武田淳也編著「Return to Life Through Contrology ‐ピラティスで、本来のあなたを取り戻す‐」が、日本初の日本語翻訳本として2010年12月に出版されています。
ピラティスとヨガの違い
ピラティスは、ヨガを含めた古今東西の様々な健康法の良いところ(効果)を取り入れ、作られたものです。 ヨガと異なる点は、ヨガは瞑想法、呼吸法、ヨガポーズから心身を鍛えますが、ピラティスは、呼吸に合わせて常にカラダ各部に意識をおきながら動かすという点で、「リラクゼーション法」+「カラダのエクササイズ」に「脳の体操」まで兼ね備えたボディーワークと言えます。 また、正しい呼吸といわれる横隔膜呼吸を大切にする点も特徴です。
ピラティスを効果的に実践するためには、幾つかのポイントを意識することが大事です。 「ピラティスの効果」ページではピラティスの効果を引き出すポイントについて解説していきます。
ピラティスの魅力とおすすめのポイント
呼吸とインナースキャン(内観)を大切にした運動法で身体の機能に合った「効果的な動き」と「正しい呼吸」を学ぶことができます。 関節に無理な負担をかけることなく、柔軟で耐久力のある身体づくりと同時に、コアマッスル(体幹の芯の部分)を強化、バランスを高めることにより、姿勢、体型、身のこなしもキレイになります。
特にこんな方にオススメ
- トップアスリートやダンサーはもちろんスポーツ愛好家の障害予防、リハビリ、コンディショニング、パフォーマンスアップ
- 健康的なダイエット
- 姿勢・身のこなしの改善
- 美しい歩き方の会得
- 肩こり、腰痛の対策
- 生活習慣、運動不足の改善
- 転倒の予防
- リラクゼーション
- 医療専門職のスキルアップ
心身の心地よさを感じられるピラティスは「リラクゼーション」や「精神・心・身体の統合」 「自分自身の身体の正しい使い方」が自ずと効果的に得られる新しいタイプの趣味としても魅力的です。
ピラティスを効果的に実践するポイント
- 一回ごとの動きに気を配る
- 意識の集中
- 身体の芯をイメージする
- 腹ではなく胸で呼吸する
Yumiインストラクターから皆様へ
プロフィール
スタジオ「Pilates Lab」のすすめ
本の運動関係の現場の問題点は健康づくり施設(フィットネス)と医療現場のリハビリが完全に分離していることです。 医療保険制度の影響もあるのかもしれませんがこの分野もできれば連携して体系的になればと思います。 そういう点でPilates Labはカバーできています。私も含めて医療資格者がインストラクターなので安全で効果的な指導が期待できます。ダンスの先生も指導者なので動きパフォーマンスについても安心です。 つまり、質の高い指導者が多いということです。
メッセージ
ピラティスは自分のペースで無理なく長く続けられるエクササイズです。からだとの対話をすることでいろいろな気付きがあります。日々変わっております。そして続けることで効果は非常に大きくなります。良い健康習慣として(歯磨き習慣のように)過ごしていただければと思います。ご一緒にからだの発見をしていきましょう!
ピラティス受講ダンサーの声
ピラティスをダンスと並行して・・・代官山スタジオ SUさん
私は25年前からダンスを始め、10年前にNYでピラティスに出会いました。
ライオンキングの舞台中(チーター役でした)首と腰の怪我と痛みを経験し、ダンサーを引退しました。
その後、ピラティスや身体のしくみを本格的に学び、今は趣味としてのレッスンを続けています。
今は自分の身体のコンディショニングとして不可欠なものになっています。 『ニューヨークシティーバレエのダンサーが怪我をしてピラティスの指導を受け、復帰した』という話があります。 ピラティスをダンスと並行して行うことは、結果的にダンサーを守り、表現の幅を広げていきます。 現役バリバリのダンサーさんはパフォーマンスの更なる向上につながりますし、痛みがある方は弱い筋肉の強化や体の使い方を知る事で、痛みの軽減につながっています。
怪我してレッスンをお休み中の方でも、コンディショニングとしてピラティスを経験してみて下さい。 ピラティスは、きっとみなさんが楽しく、怪我せずダンスを続けるお手伝いが出来ると確信しています。 そして、やる前よりも、もっとダンスが好きになるでしょう。
ダンストレーニングの一部に・・・福岡スタジオ Nさん
私は、3歳から長年バレエを続けてきた中で様々な痛みを経験してきました。
舞台前は、毎週のように整体や痛み止めの注射を打ちに病院に通い、Badコンディショニングで本番を迎えたこともありました。
医師から“痛い思いするなら辞めればいいのに・・・”と言われ涙したことも・・・。
助教授として指導を始めた時に思ったことが、皆それぞれ身体の条件が違うということ。トゥシューズですぐ立てる子もいれば立てない子も。 そんな時、私の先生からの声かけもありピラティスの道へ進み始めました。イギリスへピラティスの指導法を学びに行ったときに驚いたことが、スタジオにはロイヤルバレエ団のプロフェッショナルダンサーの方達や、バレエ学校の子供たちがトレーニングに通って来ており、ピラティスがダンストレーニングの一部となっていることでした。
ピラティスそしてジャイロトニックやフランクリンメソッドを学んで気づいたこと。 それは身体を使って表現する自分が、身体の正しい使い方を知らなかったということです。痛みが出る前に、踊れなくなる前に、もっとたくさんのダンサーの方達に正しい身体の使い方に気づいて欲しいなぁと願っています。
競技社交ダンス スタンダード九州優勝選手・・・福岡スタジオ Uさん
私がこのスタジオを選んだ一番の理由は、クリニック併設であるということです。
通い初めてすぐにケガをしたのですが、きちんと情報を送っていただき、その後も安心してピラティスを続けることができました。おかげさまで少しずつですが体をより深く意識できるようになり、正しく使えるようにもなっています。
正しい身体の使い方を・・・代官山スタジオ Bさん
私は25年間ダンスをしてきました。Pilatesに出会うまで正しい身体の使い方を教えてもらわなかった為に、よく怪我をしました。
ダンスと共にピラティスにてコンディショニングを行い始め、その後ダンス中の怪我も減り、それと共にダンスパフォーマンスも向上しました。
ダンスを長く、痛み無く、そして楽しく続けたい方にとってピラティスは大変有効であると思います。
より美しい動きを・・・代官山スタジオ Sさん
私がピラティスをはじめたのは3年前です。週1回のペースで初めは続け、現在は週3から4回通ってます。 姿勢やコアコントロールを意識するようになってシェネ(ターン)やピルエットの時に軸がとてもとりやすくなりました。 バレエ仲間からも脚の軸が変わったね、と言われます。
ピラティスを始めて、内ももやハムストリングスが弱いことに気づき、意識して使えるようになってきたからだと思います。 今の私の課題は、胸椎の可動性をアップしより美しい動きを導きだすことです。 また現在ダンスの指導者として、生徒の美しい動きを導き出すとともに安全に教えることに役立っています。
パフォーマンスがアップするように、また怪我なく大好きなダンスを続けていけるように並行してピラティスのレッスンも続けていきたいです。